[No.13] 2008/04/17 (Thu) 21:51
「ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記」 宮田珠己
![]() | ウはウミウシのウ―シュノーケル偏愛旅行記 (白水Uブックス 1092) (2007/03) 宮田 珠己 商品詳細を見る |
この本の収益の一部を
かけがえないない世界の海とそこに棲む生き物たちを、
わたしが見に行くために捧げたい。
宮田珠己 「ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記」
今日は一風変わった紀行文の紹介です。
紀行文というと、『深夜特急』の沢木耕太郎さんや、最近では『ガンジス河でバタフライ』がドラマにもなったたかのてるこさんのように、無鉄砲に日本を飛びだし、その先での出会いや胸躍る冒険を描いたものが一般的ですが、宮田珠己さんの旅はなんともマニアック。
引用でもわかってもらえるように、内容はナルティシズムやセンチメンタリズムとはかけ離れています。
この本での旅の目的は、浅瀬に棲んでいる変な形の生き物を見るというもの。
「変な形の生き物」の基準は厳しく、宮田さん自身の絵とともに紹介されている生物はどれも見たことのない、誰も注目しないような生き物ばかり。
独特の視点と語り口は、いかにもひねくれ者の理屈屋といった感じ。
ただ、自分の食指が動いた対象をとにかく追い続ける姿は、とても好感がもてます。
それに、なにより文章が面白い。
いたるところで笑わせてもらいました。
わたしは飽き症で何かにのめり込むということができないのですが、宮田さんのような旅にもの凄く憧れてしまいます。
他の作品もどれも変なものばかりなので、また読み返したときに紹介したいと思います。
みうらじゅんさんといとうせいこうさんの『見仏記』なんかが好きな方には、ぜひぜひお勧めの一冊。
【お勧め度 ★★★★☆】

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コメント
NO TITLE
水棲生物大好き、ヘンな生き物も大好き、尊敬する人はおさかなくん。
の さーにんです(笑
NO TITLE
変わり者そうなさーにんさんに、ぜひお勧めです。
っと、失礼しました(笑)。
NO TITLE
見てみたいけど、
変な生き物嫌いだから、
ちょっと怖いですね〜(苦笑)
でも、綺麗な海は見たいです♪
NO TITLE
スキューバとかいいですよね、
やったことないですが^^;
シュノーケリングで魚にソーセージをあげると、魚群に囲まれて、指を噛まれたりしませんか。
あれは本当に恐怖です(笑)。
NO TITLE
海の生き物って地上では想像もつかないような
体つきをしてたりして、ほんと面白いですよね。
ダイビングよりもシュノーケリングの方が、
もしも実際にやる機会があった時に、
私にも出来そうな感じがして、楽しく読んでいました^^
NO TITLE
宮田さんはすごくマイナーだと思っていたので、驚きです(笑)。
わたしは少し前に台湾でシュノーケリングしてきたのですが、
寒くてそれどころではありませんでした(泣)。
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